ブログ移設のお知らせ
このブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
某大学テニス部コーチとして書いてきたこのブログですが、今後はテニスというテーマに限らず、宮田個人が感じたこと、気づいたこと、あるいは活動内容を、もっと気軽な日記のような感覚で、ブログに残していきたいと考えるようになりました。
そのため、今後は以下のブログで更新していきます。
もし興味をお持ちいただけたらお立ち寄りいただけますと幸いです。
それではまた、きっとどこかで。
ガチでやり切れば胸を張って生きていける。何でもいい。好きなことを選ぼう。
仕事がら、学生と関わることが多くあります。これまで本当にたくさんの学生と出会ってきました。
いろんな学生がいますが、関わってきたすべての学生が、今も、そしてこれからも、胸を張って生きていけることを心から願っています。
大学生活を通して、社会の荒波を生き抜く力を大きく育ててほしいと思っています。
今回は、そのためには何が必要か、という話から始めてみたいと思います。
生きる力の基礎は自立
社会の荒波を生き抜く力を備え、幸せな人生を送れるようになるために不可欠なことのひとつに「自立」がある、と私は考えています。
もちろん、さまざまなことが考えられますが、ここでは自立を切り口に話してみたいと思います。
自立とは、自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと(Googleより)です。自立の反対は依存です。
自立している人の多くは、例えひとりになっても、将来のために今自分がやるべきことに集中しながら、前向きに生きています。
逆に自立できず、誰かに依存している人の多くは、ひとりになると、将来に対する不安を抱えながら、後ろ向きに生きています。
「いやいや、私は結婚してパートナーに依存して生きていきますから!」
という人もいるかもしれませんが、私の周りで結婚しているのは前向きに生きている人だけです。
自立して輝いていないと結婚はできない。それが実際のところです。
自立、大事ですよね。
自立している人がやっていること
では、自立するために必要なことはなんでしょうか。
それを知るために、自立している人がやっていることを具体例をもとに考えてみたいと思います。
それができるようになれば自立できたといえそうです。
極端な例ですが、無人島でひとり、生きるために自給自足している人がいるとしたら、それは文字通り、誰にも依存していない、まさに自立です。
この人が初めての冬を迎えたとします。そうなると、寒さをしのぐ必要がでてきます。
暖を確保したいと考え、どうやってそれを実現するかを自分で考えます。
火を起こすのが先か、壁を厚くするのが先か、自分で決めて自分で行動に移し、解決していきます。
このように、目的をはばむ問題と向き合い、それを解決するための活動が何度も繰り返されることが容易に想像できます。
自立している人がやっていることを整理すると以下です。
- 目的を持って活動している
- 目的をはばむ問題と向き合う
- 課題を洗い出し優先順位をつける
- 情報を集め解決策を考える
- 解決するまで活動し考え続ける
- 目的を果たすまで繰り返す
なんだか難しく聞こえるので言い換えます。もっと簡単に言うと以下です。
自分のために、
自分で考え、
自分で決めて、
自分でやる。
つまり、自立するためには、何でもいいので、この経験を積む必要があるということになります。
学生の身近には、これを経験できる環境がたくさんあります。
自立するために必要な経験を積めるのが大学
言うまでもなく、親元を離れ一人暮らしをすれば日常のすべてが自立のための実践トレーニングです。
それ以外の大学生活は、先生や仲間がいるので、彼らに依存してしまうこともあるかもしれませんが、最後は自分で決めるしかないという場面が多いことに気づくはずです。
常に自分の「意志」が試されます。
そして、その最たる場が大学の体育会です。体育会は、社会の荒波を生き抜く力を育てる最高の環境のひとつです。
なぜなら、監督やコーチではなく部員ひとりひとりが主体となっている上、「なぜ自分はサークルではなく体育会で活動しているか」という自分の意志が常に試されているからです。
そして、その答えのひとつが「部活動を通して、生きる力を大きく育てるため」といえます。
決して、昔はよくあった体育会にはびこる理不尽に耐えられるようになる、といった話ではありません。
部活動にガチで向き合うと、前述の「自分のために、自分で考え、自分で決めて、自分でやる」を繰り返さないといけないことに気づける、という話です。
なので、例えばテニスが大好きで、他に熱くなれることがないのなら、他人の目を気にすることなく、自分の気持ちに正直に、テニスに本気になればいいと、私は思います。
自分で定めた「リーグ自戦全勝」や「大会優勝」といった少し背伸びしたゴールをに向かって本気で活動すればいいのです。
そうすれば自ずと、幸せな人生を送る力、生きる力が備わります。
もちろん、テニス以外の何かでも同じです。
それからもうひとつ、少なくても3年間、その目標と本気で向き合うことを私はおすすめします。
その理由は、3年やり切れば「化ける」からです。見違えるほど成長できます。背伸びした目標の達成も現実的なものになり得ます。
もちろん、苦しい時も多々でてきます。それを乗り越えるためにも、好きなテニスを選ぶのは賢い選択といえます。
部に所属し、仲間を大切にし、だけど依存することなく、下手に影響を受けることもなく、自分の意志で、自分の定めた目標に向かって邁進しましょう。
まずは自分のために、次に部のために。
迷っている学生や悩んでいる学生が、これを読んで、前向きに一歩踏み出せたなら、それ以上の喜びはありません。
大学生活を思いっきり楽しみながら、自分の将来ための、価値ある時間にできることを祈っています。
それではまた、きっとどこかで。
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スプリットステップが重要といわれる本当の理由。
実はこのブログ、大変ありがたいことに、週1回の定期更新を停止してからもアクセス数が伸び続けていて、今は月に7,000人以上の方に見ていただいています。
今回は久々の更新なのですが、こんなに多くの方に読んでいただけていることが本当に嬉しく、また筆を取りました。
ありがとうございます。
最近、自分がテニスをしていて改めて、「あぁ!これはとても重要だ!」と気づいたことがありました。
それが、スプリットステップです。
今回は、スプリットステップについて、その気づきを書きたいと思います。
ここ数年、ある大会で勝つという具体的な目標を持って、私自身もテニスをやり込んでいます。
やり込んでいるといっても、本業でサラリーマンをやっている人の中ではやり込んでいる方、という程度なのですが、具体的にどれくらいやっているかをいうと以下です。
たったこれだけですが、これを習慣化できるようになったのが大きいな、と我ながら思うわけです。
それもあり、今40歳なのですが、30代の頃の自分よりも今の自分の方が強い気がしています。もちろん20代の自分には敵わないのですが。
いや何がいいたいかというと、本番で勝つという目標を持ってやっているので、この限られた時間の中で、試合に勝つために今の自分に本当に必要なことをとことん追究しているということです。
そしてその中で、試合に勝つために必要で、重要で、基本的なスキルのひとつがスプリットステップで、それがなぜ重要なのかを論理的に理解することができたのです。
そんなわけで、自分のためにも、この機会にそれを明文化してみたいと思います。
それが皆さんの役に立つなら、それに変わる喜びはありません。
では本題です。
スプリットステップの最大の目的は「一歩目を早く出せるようにすること」ではないかもしれない
「スプリットステップをやった方がいい理由を教えてください」と聞かれたら、「相手が打った直後の反応、一歩目を早く出せるようにするため」というのが回答になると思います。
それは、間違いありません。
スプリットステップは、相手の打球音に合わせるようにレディーポジションで自分の両足を同時に着地させることで、左右前後、どこへでも動き出せる状態をつくるために踏みます。
ただ私は、そのこと以上に、プレーのパフォーマンスを上げる効果のある、別のポイントに気づきました。
スプリットステップはプレーを自動化するために踏む
このブログで以前、繰り返し伝えてきたことのひとつに「プレーの自動化」があります。
試合で自分が納得のいくプレーをするためには、プレーの自動化が不可欠です。
このブログには今はじめて来た、という方がほとんどだと思いますので、ここで改めてプレーの自動化とは何かを説明します。
簡単にいうと、「試合中、考えなくても難なくボールを打ち返せる状態」それがプレーの自動化です。
体勢を大きく崩されている時は別ですが、少し崩されたぐらいだったら打ち返せる状態です。自動化できるとつまらないミスをしなくなります。
試合では、まずこのプレーの自動化を目指します。相手を見て戦略や戦術を考えるのはその後です。
プロはもちろん、1ポイント目あるいは1ゲーム目からプレーを自動化できます。
アマチュアでも、実績のある人は同様です。
しかし、アマチュアの大半は、プレーを自動化するまでに何ゲームか要します。
ジュニアで1,2回戦で負けてしまう選手や大学の最下部リーグの選手はプレーを自動化するのに時間がかかります。週末プレーヤーもほとんどの人がそうでしょう。
試合中のミスを減らせないまま負ける選手は、プレーを自動化できていないのに戦術を意識しすぎてコースを狙いにいってしまっているからいつまでもミスを減らせないのです。
また、自動化するまでの時間が長くなればなるほど試合が不利になるということは誰でも簡単に想像できると思います。
自動化のポイントはリズムとタイミング
では次に、どうすれば自動化できるのか、という話に移ります。
ポイントは、リズムとタイミングです。
ここでいうリズムとは、ラリー中に行き交うボールのリズムと自分の動作のリズムです。
タイミングとは、打点のタイミングです。
ラリーのリズムに動作のリズムを合わせられるようになると、打点のタイミングが合い、プレーを自動化できるようになります。
例えば、同レベルの同じ相手と2時間ラリーをし続ければ、最後は相手のボールに慣れて、比較的誰でもプレーを自動化できます。
相手のボールに慣れるという現象とは、具体的には、ラリーのリズムと動作のリズムが合い、打点のタイミングが合うようになるということです。
その後、球種や球速の異なるプレーヤーに相手を代えると、自動化できていたはずの自分のプレーは消えてなくなります。
「昨日の試合はよかった。今日の試合も同じようにプレーしよう!」と臨んだ試合が散々だった。。。という経験をしたことがある人は多いと思いますが、それは相手が代わったからです。
相手が代われば、ラリーのリズムも変わります。それにより、打点のタイミングがズレてしまうのです。
球速の速い相手に代われば振り遅れ、遅い相手に代われば打ち急いでしまいます。
相手が代わったらまたゼロからリズムとタイミングを合わせに行かないといけないのです。
まずラリーのリズムをつかむ
ラリーのリズムは、相手の打つ球種球速と自分の打つ球種球速で決まります。
リズムのベースはふたりの打球音です。
ふたりの球速球種に大きな差がなければ、打球音はメトロノームのように「ターン、ターン、ターン、ターン…」という一定のリズムになります。
例えば、スライスとスピンの打ち合いのように、球種が異なれば「ターーーン、ターン、ターーーン、ターン…」というリズムになります。
実際のラリーはそれらが複雑に混ざり、例えば、「アプローチ→ストローク→ボレー→ロブ→スマッシュ」という打ち合いであれば、「ターン、ターン、タン、ターーーン、タン」のようになります。
このように、試合に入ったら、まずはラリーのリズムを正確に理解します。これは誰でも簡単にできると思います。
スプリットステップは動作のリズムを合わせるための起点
自動化のカギは、このラリーのリズムに動作のリズムを合わせられるかです。
その動作のリズムを合わせるための起点がスプリットステップなのです。
スプリットステップは、相手の打点のタイミングで踏みます。
この相手の打点のタイミングをスプリットステップという動作でつかむ、それが自動化に向かう一歩目です。
もちろん、スプリットステップを踏むタイミングに集中しすぎて、その後の動作を止めてしまってはいけません。
スプリットステップ直後は流れるように肩を入れながらフットワーク、軸足をセットし、スイングします。
スプリットステップという動作で相手の打点のタイミングをつかみ、スイングという動作で自分の打点のタイミングをつかむのです。
ラリーのリズム「ターン、ターン」に、動作のリズム「ステップ、スイング」を合わせるということです。
つまり、スプリットステップの最大の目的は、ラリーのリズムを身体でつかむことといえます。
スプリットステップをしっかりして、ラリーのリズムを身体でつかんで、プレーを自動化してみてください。
今日伝えたかったことは以上です。
もしよろしければこのブログで今一番読まれている次の記事も参考にしてみてください。
それではまた、きっとどこかで。
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部内戦どうやってる?空きコマで実施しよう。大学生におすすめの部内戦ルール。
今回は、大学体育会庭球部で実施されているであろう部内戦について書きます。
この内容はテニスサークルでも応用できるので是非参考にしてみてください。
今回話すのは次の2つです。
- 部内戦とは?
- おすすめの部内戦ルール
前半は「わかっているよ」という方も多いと思うのでそんな方は読み飛ばしてください。
部内戦とは?
以前の記事「大学のテニス部ってどんな世界?高校との違いやレベル、やり甲斐を解説。」で、大学体育会庭球部の活動は個人戦よりも団体戦がメインになると紹介しました。
年に一度、9月に開催される学生テニスリーグで団体戦を戦い、昇格(または、優勝)することが部のゴールです。
選手個々人の中間目標は、レギュラーになることです。もちろん最終目標は、本番でチームの勝利に貢献することです。
確実にレギュラーに入れる人数は、男子が6人、女子が5人。つまり、部内で上位5~6位に入る必要があります。
その番付が部内ランキングです。このランキングはシングルスで決めている大学がほとんどでしょう。
レギュラーはこの部内ランキングの上位で決めます。
つまり、部内戦とは、部内ランキングを決めるためのシステムといえます。
部内戦の運営でもっとも重要なこと
まず、大前提ですが、体育会庭球部の部内戦は真剣勝負そのものです。リーグ本番さながら、各選手、本気で上位を狙い戦います。
そのガチ勝負が前提の部内戦が盛んな部ほど、個々人の成長スピードは速まり、チームとしてもどんどん強くなります。
理由は、真剣勝負は練習以上に選手を成長させるからです。言うまでもなく、選手の競争力も高まり、さらに、「試合慣れ」もできます。
つまり、部内戦を運営する上でもっとも重要なことは、部内戦が盛んに実施されるルールを設定することと私は考えています。
こちらについては次の記事で詳しく書いているので気になった方は合わせて読んでみてください。
おすすめの部内戦ルール
次に部内戦ルールを紹介します。
これは大学によって様々ですが、ここからは私がおすすめするルールです。幹部の皆さんは、自分の所属する部に取り入れられるものがあれば積極的に取り入れてみてください。
おすすめ部内戦ルールは次の2つの観点で紹介します。
- 運用ルール
- 試合ルール
それぞれのルールを定める際のポイントと具体的なルールは以下です。
運用ルール
ポイント1:頻度を上げる
前述の通り、部内戦が盛んに実施される環境をつくりたいため、私は「部内戦月間」のように期間限定イベントとして部内戦を実施することはおすすめしません。
全部員に可能な限り多く、ランクを上げるチャンスを与えるべきです。具体的には、日常的にランキング下位選手が上位選手に挑戦できるものとします。
自ずと競争力が高まり、チームの底上げが実現できるルールに変えましょう。
ポイント2:準備期間は設ける
盛んな方がいいとはいえ、レギュラーのかかった試合です。前述の通り、それは本番さながらの真剣勝負です。ひとつひとつの試合の質を高められれば高められただけ、チーム力も高まります。
そのため、今日申し込んで明日実施という状況はNGとします。試合日が決まったら、当日までの間に心の準備ができる日数は確保しましょう。
おすすめの部内戦運用ルール
上記の理由から、私がおすすめする運用ルールは以下です。
- 日常的に下位選手が上位選手に挑戦を挑めるものとする
- 月1回の挑戦をノルマとする
- 月2回は挑戦できないものとする(限られたチャンスをものにする力も必要なため)
- 学年は関係ないものとする
- ランクが2つ上の選手まで挑めるものとする
- 挑まれたら断れないものとする
- 5位の選手が3位の選手に勝ったらその2人のランクが入れ替わるものとする(4位の選手は4位のままとする)
- 原則、部の練習時間以外の空き時間に実施する
- どうしても都合がつかない場合に限り部の練習中に1面占有し実施してもよいものとする
- 試合日程は上位選手への申請日から中2日以上あけるものとする
試合ルール
ポイント1:実施しやすいルールにする
部内戦が実施しやすい環境をつくるために試合のルールも工夫します。大学の授業は1コマ90分が一般的です。空きコマで勝負の付くルールを採用しましょう。
ポイント2:実際の試合に近づける
試合時間を短縮するルールを採用しますが、可能な限り本番のルールである3セットマッチ6-6タイブレークの試合で味わうことになる、試合の流れの変化などが起きやすいルールを採用します。
ポイント3:タイブレークの機会を増やす
本番ではぎりぎりの戦いが多くなり、このポイントを取れていれば結果は変わっていたというような試合を勝ちぬかないといけません。同様の理由でタイブレークの機会が多くなります。そのため、タイブレークに慣れておくことも非常に重要です。部内戦の試合のルールでも、タイブレークになりやすいルールを採用します。
おすすめの部内戦試合ルール
上記の理由から、私がおすすめする試合のルールは以下です。
- 3セットマッチとする
- 1stセット、2ndセットは2ゲームオールから開始する
- 1stセット、2ndセットのタイブレークは2-2(ツーオール)から開始する
- ファイナルセットは12ポイントタイブレークとする
- チェンジコート時の休憩は60秒とする
- セット間の休憩は90秒とする
- 部内戦特別ルール以外のルールで実施しないこととする
時間が許せば本番と同じルールで実施すべき、と考える人もいると思いますが、実は私はそれをおすすめしません。
そうすると皆、実際のルールでやれる時間にこだわりはじめます。それにこだわるあまり、ノルマをこなせなくなるというのは本末転倒だからです。
今日、お伝えしたかったことは以上です。
これを機会に、今の部内戦ルールを再構築し、強いチームを作ってください。
それではまた、きっとどこかで。
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試合で緊張しない方法はないが、ほぐす方法はある。誰にでもできるセルフトークとは?
今回もすべてのスポーツに共通する話です。試合の時の緊張にどう対応すればいいか、それを理解するために、次の3つの話をします。
- 試合の緊張とは?それは受け入れるもの
- 緊張をほぐす方法は「やること」に集中
- 意識を集中するための「セルフトーク」
この話は、本番の試合に勝つために今も週3ほどテニスをしている私自身の経験から得た気づきを明文化しています。
私はこれを体得し、すべての試合本番でいい意味で緊張から解放され、自分のパフォーマンスを最大化することに集中できています。
とはいえ、ここに書いていることが万人に当てはまるとはかぎりません。それでも、もしあなたが「試合の緊張対策を身につけたい!」という強い気持ちがあるのなら、試してみる価値はあると思います。
では、さっそく本題です。
1. 試合の緊張とは?それは受け入れるもの
まずは、緊張をどう受け入れるかという話からします。
「大会に出れば、誰でも試合本番は緊張するもの。緊張しない人はいない」
私は、こう考えることをおすすめします。
稀に「俺は緊張しない」という人がいますが、緊張する人はそれを目指す必要はありません。
理由は、緊張は勝つか負けるかの真剣勝負に向き合おうとしている証だからです。
むしろ緊張があるから、それを乗り越えられた時に、自分史上最高の力が発揮されるのだと思うのです。
だからいっそのこと「緊張しない方法はない」そう考えましょう。
でも安心してください。緊張は誰にでも和らげることができます。
では、その誰にでもできる、緊張を試合序盤で和らげ、ほぐす方法に話を移します。
2. 緊張をほぐす方法は「やること」に集中
これは、試合序盤だけでなく、例えば前日など、試合前の緊張を和らげたい時も同じです。
その方法はいたってシンプルです。
「やることを決めて、やることに意識を集中する」
プロのスポーツ選手も皆、言い訳をせず、ただただそれを実行しているから、緊張していないように見えるのです。
人間は、自分がやることがハッキリしていない状態で本番の場に立たされた時に緊張する生き物なのです。
何をすればいいかわからないのに本番でひとりになったらそれは誰でも緊張します。
例えば、ある会場にいる見知らぬ30人に「はいはい、みんな聞いて」と突然ある一人がみんなの注目を集めてあなたのことを紹介しはじめたとします。
そこで「では一言お願いします」と急に話を振られれば誰でも緊張します。もちろん、その時の緊張の大小には個人差がありますが。
また、緊張している間は皆、やること以外のことばかり考えてしまいます。
「え、どうしよう。何も用意してなかった」
「みんな自分にめちゃくちゃ注目してる。どうしよう」
テニスも同じです。緊張している間は、例えば以下のようなことばかり考えています。
「相手、上手いな。何でも返してくる」
「みんなが応援してくれてる」
「チームのために勝たなきゃ」
「親が観てる」
「コーチが観てる」
「風が強いな」
「太陽がまぶしいな」
こう考えている間は、緊張が消えることはありません。
そんなことばかり考えてしまっている自分に気づき、自分がやることを決めて、やることに意識を集中し、やる。
それができれば緊張は必ず消えてなくなります。
その「やることがわからない」という方は次の記事も合わせて読んでみてください。
ただ実は、緊張をほぐすという観点だけでいうと、ここでいう「やること」は何でもいいのです。
もちろん「勝つためにやるべきこと」がわかっているにこしたことはありません。
それでも今回の論点である、緊張をほぐすことだけを目的とした場合は、必ずしも勝つために必要なことである必要はありません。
乱暴な言い方をすれば、何でもいいから「試合でやること」を何かひとつ決めて、それを実行することに意識を集中できれば、緊張はなくなります。
技術的なことでもいいし、戦術的なことでもいい。何でも大丈夫です。
具体的には、例えば以下です。
「スプリットステップ直後にラケットは頭の後ろに準備しろ」
「足をもっと速く動かせ」
「力ではなく打点の質に頼れ」
「ひたすらセンターに打ち込め」
「順クロスに深く打ち込め」
「チャンボも全部センターに打ち込め」
特に試合序盤は難しいことではなく、基本的なことを意識することになるでしょう。
いくつも例を出したが、実際は1つか2つ程度しか意識できません。プレーしながら3つ以上のことを意識するのは難しいものです。
たとえ何が正解かわからなくても、ひとつ決めて、やる。
そのことに全神経を集中できれば、緊張はすぐに消えます。
3. 意識を集中するための「セルフトーク」
ただそれでも、無意識に違うことを考えてしまうものです。
そんな時は、試合中、口に出してやることを自分に言い聞かせるのです。
ブツブツと自分に唱えます。要は独り言です。専門用語でそれを「セルフトーク」といいます。
そうすれば、やることに全神経を集中できます。
最後は参考までに、私がよく使うセルフトークを紹介します。
私の場合、以下のセリフをポイント間に言い聞かせていることが多いです。
セット序盤
ステップ直後に速く大きくテイクバック。筋力ではなく打点の質に頼れ。
セット終盤
ステイアグレッシブ!打点の質!
私の場合、戦術的なことを意識しすぎると打ち急いでミスにつながることが多いです。
そのため、「すべて一番簡単なコースに打つ」と決め、リスクのあるコースに攻めるタイミングは直感に任せています。
是非、たくさん試合経験を積んで、「やることに集中」を実践してみてください。
きっとすぐに、緊張に対応できる選手に生まれ変われると思います。
「次の試合でやってみよう!」と思っていただけた方は、Twitterでシェアいただけるととても嬉しいです。シェアいただいた方には必ずお礼の返信をさせていただきます。
また、試合中に調子を上げる方法のひとつとして、次の記事も参考にしてみてください。
それではまた、きっとどこかで。
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試合に勝つメンタルとは?どうすれば持てるのか、具体的に説明してみます。
前回「メンタルを強くする方法は、本番で自分と向き合う時間をたくさんつくる以外ない。」と題してメンタルを強化するために必要な考え方について書きました。
今回はその続編です。
重要な大会の試合前、あるいは試合中に、具体的にどうすれば勝つために必要なメンタルを持つことができるのか、勝者のメンタリティーについて書きます。
今回の話も、テニスに限らず他のすべてのスポーツに応用の利く話です。是非、参考にしてみてください。
まずは、勝者のメンタリティーの鉄則を理解する必要があります。その鉄則が、「自分がやること(Do)に意識を集中する」です。これは試合前も試合中も同じです。
これを理解するために、まず自分のメンタルが試合で弱くなった時のことを思い返してみてください。
メンタルが弱くなる時は、自分では変えられないことだけに意識が奪われていることに気づけます。そして、どうすれがいいかわからない状況に陥っています。
テニスの場合、例えば以下です。
「次の相手は格上かぁ」
「よし、次の相手は格下だ」
「次の相手はビッグサーバーだ」
「次の相手はバックハンドに隙があったはずだ」
「風が強くてうまくプレーできない」
「イレギュラーが多くてやってられない」
「まぶしくてサーブが打ちづらい」
「コーチに見られてる」
「今の審判(セルフジャッジの場合は相手)のジャッジは怪しかった」
「チャンスボールをミスしてしまった」
「重要なポイントを落とした」
「よし、先行した」
「あぁ、ブレイクされた」
「よし、先行するぞ」
「ここはブレイクさせてはいけない」
「もう少しで勝てるかもしれない」
これらは主に「環境」と「結果」です。そして、環境と結果は自分で変えることはできません。
こういったこのばかり考えているような状況に陥っていたらコーチはあなたにこういうでしょう。
「もっと自分のプレーに集中しよう」
そうなのです。自分が変えることができるのは、自分のプレーだけなのです。
「環境や結果はわかった。で?次にあなたは何をする?」
この答えである「やること(Do)」にのみ意識を集中する。それが、勝者のメンタルを生み出す唯一の方法です。
「そのやることがわからないから困っているんじゃないか」という方は、是非、前回の記事を読んでください。
自分のプレーに集中できている状態とは?
では、自分のプレーに意識を集中するとは、具体的には何を考えていて、何を考えていない状態なのでしょうか。
勝者のメンタルを持てない選手の多くは、自分のプレーに集中するとはどういうことかがわかっているようで、わかっていません。
前回の記事では、試合中にやるべきことは以下と書きました。
- 自分の動作がどうなっているのかを冷静に分析する
- その動作を改善することだけに全神経を集中する
- それを確実に実行するためにポイント間に自分に言い聞かせる
- 一定したアグレッシブなプレーを継続する
今回は具体例を交えながら、これらについて解説します。
自分の動作がどうなっているのかを冷静に分析する
自分が納得のいくプレーができている時というのは、相手のボールを打ち返すために必要な動作ができています。
特に重要なポイントは次の3点です。
- 身体を大きく使えている
- また、相手のボールに素早く反応できている
- その結果、自分の打点に入れている(間に合っている)
まず必要なことは、試合中にこれらができているかを分析し、できていなければ「この動作をこう変えればいい」という解を自分で出すということです。
例えば、以下です。
「スプリットステップ後の一歩目をもっと早く」
「スプリットステップの直後にテイクバックを完了させろ」
「テイクバックは肩甲骨を意識してしっかり大きく取れ」
「目線を低くしてもっと足を細かく速く動かせ」
「打点の瞬間の手ごたえをもっと味わえ」
「打点で目線をブラすな」
これらは、人によって異なります。もっと別の何かが解となる可能性も大いにあります。
そして、前回の記事に書いた通り、自分とたくさん向き合うことで正しい解が出せるようになります。
その動作を改善することだけに全神経を集中する
複数の例を出しましたが、プレー中に意識できるのはせいぜいワンフレーズです。逆にいうと、ワンフレーズに収まる1つか2つのこと以外はできている状態はつくっておけなくてはいけません。
私の場合、強く意識することでプレーが改善され、かつメンタルが安定していくフレーズ(=解)が以下です。
「テイクバックは早く大きく、そして打点を味わえ」
これはストローク用です。リターンもほぼこれと同じです。サーブ用はまた別にあります。
念のためもう一度いいますが、これは100人いれば100通りです。自分の解は自分で見つける必要があります。また、日によって変わることもあります。
このように、分析した結果自分で出した解を実行することに全神経を集中させます。このフレーズを頭の中で何度も繰り返し唱えながらプレーするのです。
これが、自分のプレーに意識を集中できている状態です。
この時、「リードされてる」や「相手のバックハンドを狙った方がいい」といったことを同時に考えようとしません。
例えば、勝つために相手のバックハンドを狙った方がいいことがわかっていた場合は、そこを狙うために自分がやることに意識を集中するということになります。
バックハンドを順クロスに打つために自分がやること、フォアハンドを逆クロスに打つために自分がやること、例えば、「ボールの入り方」なのか、「ボールを触る場所」なのか、「フットワーク」なのか。
もちろん、この何をするのかという内容の細かさも個人によって様々です。
「スプリットステップ直後にテイクバック」や「肩の力を抜け」と個別具体的な技術を示す言葉で表現した方が上手くいくという人もいれば、「準備を早く」や「リラックスしろ」という大雑把な表現をした方が上手くいくという人もいます。
また、技術ではなく戦術の実行に全神経を使うという行為も「やること(Do)」への集中なので、効果を発揮する場合があります。
例えば、「バックに高く打ち続けてチャンスをバックへ」や「サーブをワイドに打ってオープンコートにボレー」、「ドロップで仕掛ける」などです。
ただし、これは技術面の問題がなくなった後、このブログでしつこく説明してきたプレーの自動化ができている前提です。
それを確実に実行するためにポイント間に自分に言い聞かせる
試合序盤の緊張や勝ちビビりなど、メンタルが不安定になる時間というのは数ゲーム続きます。
その間、自分のプレーを分析した上で、自分がやることに意識を集中するわけですが、どうしても無意識の思考の癖がそれを邪魔します。
その無意識の思考はたいていの場合次のようなネガティブな思考です。
「なんでまたそこでミスするんだ!」
「このゲームを取られたらかなり厳しい状況に追い込まれる」
「そこでイレギュラーするなよ」
これも冒頭で紹介した環境や結果です。これらは無意識に出てくるものなのです。
そのため、強い意志でかき消す必要があります。その手段が、サーブやリターンの前に次のポイントでやることをブツブツと声に出して唱える、です。
例えば、その内容が素早いテイクバックとポイントをとり急がないということであれば、ポイント間は以下を何度も声に出して言い聞かせます。
「テイクバックを早く。そしてじっくりプレーしろ。テイクバックを早く、じっくりプレーだ」
これをセルフトークといいます。
一定したアグレッシブなプレーを継続する
最後は「ステイ・アグレッシブ」です。
これを思い出すべき瞬間は、試合中の次の2つの場面です。
- 勝ちビビっているとき
- 試合を諦めてしまいそうなとき
この2つに陥る前は自分を信じてプレーができている瞬間があったはずです。
それは前述の試合で求めらえる3つのポイント「大きな動作」「素早い反応」「十分な準備」ができている時間帯です。
この時のポジティブなメンタルとプレーがアグレッシブなプレーです。
前述の2つの場面では、それがだんだん小さくまとまったプレーになってしまうのです。
特に勝ちビビりは、リードを守ろうと保守的なプレーを選択することから生まれます。
その時、相手は逆に開き直ってアグレッシブにプレーしてくるため、逆転現象が起きるというわけです。
自分のプレーが小さくなっていることに気づいたら、改めてやることに意識を集中し、アグレッシブなプレーに戻し、それを継続します。
そしてこの時、まずやらなくてはいけないことが「自分を鼓舞する」です。
この場面では、ほとんどの場合、気持ちが萎縮しています。
それを鼓舞するために、大きなガッツポーズや「カモン!」と大きな声で前向きな言葉を発し、今一度、眠りかけた気持ちを奮い立たせる必要があります。「絶対勝つ」と心の中で何度も唱え続けるというのもいいかもしれません。
それが、一定したアグレッシブなプレーを継続するということです。
そしてもうひとつ、アグレッシブという言葉を意識しすぎるあまり「攻め急ぐいでミスする」という結果にならないように注意します。
ここでいうアグレッシブは、あくまでもダイナミックにプレーするということであり、攻める、強いボールを打つ、ということではありません。
長くなりましたが、今日伝えたいことは以上です。是非、試合本番で強く意識してみてください。うまくできれば、試合序盤の緊張も早期に解消できることがわかると思います。
それではまた、きっとどこかで。
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メンタルを強くする方法は、本番で自分と向き合う時間をたくさん持つ以外ない。その理由。
今回は、メンタルを強くするために理解しておきたいことと、メンタルを強くする方法について書きたいと思います。
具体的には次の2つの話をします。
- メンタルに強い弱いはない。もともとみんな弱い。強く見える人は、対処法を知っている人。
- その対処法を見つけ習得する手段は、本番で自分と向き合う時間をたくさんつくる以外ない。
ひとつずつ、どういうことか説明していきます。
1. メンタルに強い弱いはない
一般的に、メンタルは、ある状況に置かれた時に、自分の力を発揮するために必要な心の強さと考えられています。
しかし、そう考えてしまうと、「メンタルの強さは持って生まれたものなのではないか?」などと考えてしまい、メンタルを強化する方法を見出しづらくなってしまいます。
逆にいうと、その考え方を変えれば、メンタルを強くする方法は見い出しやすくなります。メンタルを上記のように解釈している人は、是非、この記事を読んで考え方を変えてみてください。
ここでは、テニスを例に話しますが、他のスポーツや仕事の場にも共通することがほとんどです。多くの方の参考になれば幸いです。また、「参考になった!」という方はSNSでシェア・いいね、お願いします。
先日、最年長ATPランカーの松井俊英プロの話が聞けるメンタルアカデミーというオンラインセミナーに参加しました。
そこで松井プロが話していた次の一言を理解することが、メンタルを強化するための第一歩です。
「メンタルに強いも弱いもないと考えるようになりました。あるのは、その時、強い心を維持するために必要な自分の対処法を知っているか知らないかだなと」
どんなに強い選手でも、自分にとっての大舞台では緊張するものです。わかりやすく極端にいえば、どんなに強い選手もみな人間なので、メンタルは弱いということです。
メンタルが強いといわれている選手は、その時自分はどう考えてしまい、それを解消するために自分の場合はどうすればいいのか、何に意識を集中すればいいかを知っていて、それを実践できるから、メンタルが強く見えるのです。
まずはこれを理解する、それがメンタルの弱い選手が強い選手に生まれ変わる第一歩です。
そして、もうひとつ、次のことを理解できれば、正しく行動でき、きっと生まれ変わることができると私は考えています。
2. 本番で自分と向き合う時間をたくさんつくる
例えば、テニス選手によくある「勝ちビビって逆転負けします。どうすれば勝ちビビりを解消できますか?」という質問に対して、コーチは具体的な答えを持っています。
一般的に、それを聞き、それを理解することこそが重要な一歩であると考えられています。
ただし、それを聞いただけでは克服できないということを理解しておく必要があります。解消するためにもっとも重要な一歩が聞くこと以外にあります。
それが、自分と向き合い、自分で自分の答えを導き出すということです。
逆にいうと、これをやれている選手は、コーチにアドバイスをもらわずして対処法を見い出しており、いわゆるメンタルの強い選手になっています。
つまり、コーチのアドバイスは、対処法を見い出すために不可欠なものではないのです。
「そうか、こうすればいいのか」という確信的な対処法は、自分で導き出すしかないのです。
自分で導き出すしかない理由をもう少し説明します。
例えば、勝ちビビりを解消するためのアドバイスには以下があります。
- 自分の動作がどうなっているのかを冷静に分析する
- その動作を改善することだけに全神経を集中する
- それを確実に実行するためにポイント間に自分に言い聞かせる
- 一定したアグレッシブなプレーを継続する
これらについての詳細はまた次回書きます。ここで伝えたいのは、これを理解したとしても、次の試合でこれらを実践することは不可能ということです。
なぜなら、試合中の思考には癖があるからです。必ず「わかってはいるけどできない」という壁が立ちはだかります。
どうしても意識が違うところに向いてしまう自分が現れるのです。それが、最後の答えは自分で導き出すしかない理由です。
それをどうやってコントロールするのか。その対処法は、100人いれば100通りです。
「この時、自分はこう考えているな。そうか、それをこう言い聞かせて、ここに意識を集中すればいいのか!」
こういった気づきを自分で得て初めて、対処法を確立することができます。
そして、これは、何度もこの状況に身を置かない限りできません。もちろん、試合の緊張感は練習では再現できません。
だから、試合経験をたくさん積むことが重要なのです。そして、その試合で自分とたくさん向き合えば、確実にメンタルを強くしていけます。
これがメンタルを強くする唯一の方法です。
そして、普段から、自分で自分の答えを導き出すという習慣を身につけることです。
試合中、ベンチにコーチはいません。その相手に勝つためにやるべきことを自分で導き出す能力は勝つために必須です。
ちなみに、その能力は、社会人になってから何度もあなたを救ってくれます。
それではまた、きっとどこかで。
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就活は「自分を知る」と、それ以上に「相手を知る」が重要。知る手段はこれに限る。
前回の記事「大学で部活に入ると就活に有利ですか?はい、有利です。その理由を説明してみる。」に続き、今回も就活の話です。
このタイミングなので、今年、大手や有名企業を狙って就活している学生には少し遅いかもしれませんが、少しでも多くの方の参考になれば幸いで。
毎年の楽しみのひとつに、就活に本格的に動き出す学生からの「他己分析」依頼があります。
就活の際によく話にあがる他己分析とは、就活生自身が普段一緒にいる仲間や先生たちに自分の良いところ、改善した方がいいところなどを教えてもらうというものです。
学生たちはこれを集めて、自己分析した内容が独りよがりにならないよう、より正確に自分の強みや弱みを理解しようとします。
就活をはじめると「自分を知る」ことがとても重要だということはすぐに理解できます。
仕事とは、「あなたにお金を払おう」と思ってもらえるくらい社会に対して価値を生み出す行為です。
それが実は結構難しい。さまざまなことを経験しないと実際はそのレベルに達っすることができません。
そこに達していなくてもお金をもらえてしまうのがサラリーマンなのですが、それに甘んじているといずれ痛い目にあいます。
そのため、特に自分はどうすれば前向きな姿勢になれるのか、自分の力を発揮するためにはどう考え、どう行動していけばいいのかを知っておくことが、社会の荒波に立ち向かうためにとても重要といえます。
自分を知るとは、こういうことです。
体育会で活動する学生は、これを聞いて何か思い当たることはないでしょうか?
そうです、これらは、スポーツの試合に勝つために知っておかないといけないことと同じです。
前回の記事で、大学で体育会庭球部に所属し、テニスに打ち込むことは就活に有利になると話しましたが、これもその理由のひとつです。
企業に求める条件から考えはじめるといずれ失敗する
よく就活で、自分を知るために考えを巡らせているときにやってしまいがちな間違いがあります。
「残業が少ない会社に入りたい」
「有休が使える会社に入りたい」
「給料がいくらもらえる会社に入りたい」
「人間関係の良い会社に入りたい」
「これがあれば自分はやる気が出る」
その間違いとは、このように企業に求める条件をならべてしまうケースです。
私は、これまで出会ってきた企業に貢献している、いわゆる仕事のできる人たちが「やる気のある理由は企業に求める条件がそろっているから」と話しているのを聞いたことがありません。
やる気は、もっと仕事の本質的な部分から湧いてきます。
これらの条件を基準に企業を選ぶとたいていの場合、いずれ仕事は「仕方なくやるもの」になら下がってしまいます。
「自分を知る」とは、もっと仕事の本質を考え、それに対して前向きになれる自分を知るということです。
「そんなことをいわれても難しい」そう思う人も多いかもしれません。それを正しく実施する方法は後述します。
就活は学生と企業のマッチング
さて、就活の相談にのっていて、もうひとつ感じるのが、多くの学生が次の基本的なことを考えずに行動している点です。
学生は、自分が活きる職場を求めています。
企業は、事業に貢献してくれる人を求めています。
これが就活の本質です。
就活というイベントの流れに身を任せてなんとなく「みんながやっていることをやる。それが就活」ではありません。
とりあえずマイナビで新卒の求人を出している企業を検索できるツールを何となく触って、企業の一覧を眺めてみるけど、大量の企業が出てくるだけで何を指針に企業を絞ればいいのかわからない。
とりあえずエントリーしてみて面接まで進んだけど、その企業を選んだ動機は特にないから自分が話していることが説得力を持つはずもなく「なんか違う…」となる。
これは本質を見れない人の典型パターンです。
就活は学生と企業のマッチングなので、「自分を知る」以外にやらなくてはいけないことが「相手を知る」です。
相手を知るとは、世の中にはどんな仕事や働き方、職場があるのかを知り、さらには、エントリーする企業では具体的にどのような仕事をすることになり、どのような働き方ができ、どのような職場環境なのかを知るということです。
医学部などの専門的な学部ではない、一般的な学部に通うほとんどの学生が、就活の時期が目前に迫ってはじめて「どんな仕事に就こう」と考えはじめます。
この場合、就活では、「自分を知る」を整理しながら、平行して「相手を知る」ということをしなくてはいけません。
繰り返しますが、就活はマッチングです。相手を知ったうえで対策をしている学生がもっとも内定を取れます。
知るすべは社会人から直接話を聞く以外ない
ここまで、「自分を知る」と「相手を知る」が重要という話をしました。
最後は、ではそれをどうやって達成するか、その手段の話をします。
答えは簡単です。身の回りの社会人から直接話を聞くのです。
もちろん、会社説明会や就活フェアなどでも話は聞けます。しかし、一番は、信頼する身近な人の生の声です。
できるだけたくさんの人と話をした方がいいでしょう。
当然、仕事にやりがいを感じながら前向きに仕事をしている、いわゆる「できる人」に話を聞けた方がいいのはいうまでもありません。
なので、たくさんの人にあたり、中でも前向きな人の話を参考にしながら、自分を知り、相手を知るに努めます。
この点についても、大学の体育会に所属する学生は有利です。
身近に先輩たちがたくさんいます。さらにその先輩たちの同僚を紹介してもらったり、コーチや監督に相談したり、もう少し上の年代のOB/OGにも協力してもらえます。
もちろん、親せきや家族と話をするのも有効でしょう。
活き活きと仕事をしている大人たちの話は本当に面白いものです。
たとえ、自分が前向きになれる方法がまだみつけられていなくても、先人たちの話を聞いていると気持ちが前向きに変わっていくことさえあります。
「先輩や身近な大人たちと仕事についてたくさん話す」
これさえすれば、次にやるべきことも見えてきます。企業を検索するツールを触るのはその後です。
場合によっては、ツールを使う必要さえなくなります。話をしてくれた先輩の会社が入りたい会社になることもあるでしょう。
是非、実践してみてください。
それではまた、きっとどこかで。
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大学で部活に入ると就職に有利ですか?はい。その理由を説明する。
某大学テニス部では、コーチである私も選手から要望があれば就職活動の相談にのっています。
「テニスに打ち込む若者の未来が明るいものになるよう支援する」
それが私の生き甲斐なので、テニスに限らず学生から「相談にのってほしい」という連絡をいただくのはとても嬉しかったりします。
私は、比較的安定した外資系のIT企業で正社員としてマーケティングに関わるようになって何年も経っているのと、フリーランスや起業の経験もある、ちょっと変わったテニスコーチです。
なので、「起業したい」や「フリーランスで仕事したい」、「ベンチャーに挑戦したい」、「大手に入りたい」など、なんでもござれ。私の話す内容がすべて正解だとは思いませんが、少しは力になれるかなと思います。
ところで、新型コロナウィルスの影響で今後の雇用は冷え込みそうですね。就活生は不安が多いのではないでしょうか。
つい先日も「就活が本格的にはじまったのですが、早くも路頭に迷っています」という学生の相談にのりました。
信頼するひとりの若者が、自分の将来に希望を見出す瞬間に立ち会うことができたのが本当に嬉しかった。
それはまだ、確固たる希望ではないかもしれませんが、本人が最後に確固たる希望を見出すきっかけくらいにはなったのではないかなと思います。
すみません、自慢話はこれくらいにして本題に入ります。
部活に入るだけで就職に有利?その答えは「いいえ」
「大学に進学した目的は良い仕事に就くためなのに、部活なんかやっていていいんだっけ?」
「部活は辛いし、将来のためになるかと言われたら疑問だから、辞めようかな…」
これはテニスに限ったことではないのですが、大学で体育会に所属する多くの部員が、壁にぶつかるとこのように考え、弱気になります。
しかしそれは損する考え方です。
大好きなテニスに本気で打ち込める上、それを就職活動に活かすことは可能です。
ただし、そのためには押さえておかないといけないポイントがあります。今回はそれについて説明します。
よく「部活に入るだけで就職に有利」と考える人がいますがそれは間違いです。
履歴書や面接で「大学の体育会で部活動に励んでいました」と主張しても、企業の担当者は「そうなんですね。それで、何か成し遂げたことはありますか?」と聞かれます。その中身の方が重要です。
そういった意味で有利な局面があるとしたら以下でしょうか。
残りひとつの内定枠に最後の2人にまで絞られたとして、その2人が甲乙つけがたいとなった場合。
ひとりは体育会で活動していて、もうひとりはそうではなかった時に、体育会に入っていたことが決め手となる可能性はゼロではありません。
つまり、体育会に入っていただけではダメということを意味しています。重要なことは、そこで「何をしてきたか」です。なので、部活を辞めても就職が不利になることもありません。
ここまで読んで「なんだ、ぜんぜん有利じゃないじゃん」と思った方もいるかもしれません。
では、記事タイトルにある「部活が就職に有利となる理由」とはどういうことか、説明します。これは、選手だけでなくマネージャーにもいえることです。
企業がほしがる人材像は部活でチームを正しい方向に導く部員と同じ
よく「正解のない問題に取り組むのが仕事」というフレーズを聞くと思いますが、社会人になると本当にこれが良くわかります。
例えば、
マーケティング職の場合「売上を上げるためにはこの販促施策が正解かもしれない。いや、やっぱこっちの施策が正解かもしれない。どうしよう」
営業職の場合「このお客さんにうちの製品を買ってもらうためにはこう話した方がいいかもしれない。いや、やっぱこう話した方がいいかもしれない。どうしよう」
技術職の場合「このアプリを多くの人に使ってもらうためには、こうやってプログラムを書けばいいのか。いや、やっぱこう書いた方がいいかもしれない。どっちの方がいいんだ?」
事務職の場合「この作業を早く終わらせるためにはこうした方がいいかもしれない。いや、この手もあるな。どっちにしよう」
その繰り返しです。
これらの問題に対して自分(または自分たち)で判断基準を定め、それを理由に決断し、説明し、実行し、結果を出していくのが仕事です。
さらに、その経験を活かし、次回はさらに改善を加えることで生産性を上げていければそれは企業の収益拡大につながります。
企業は、それができる人をほしがっています。
そして、これは部活を真剣に取り組んでいる選手やマネージャーが考えていることと同じです。
選手は、自分が勝利という結果を出すために「今もっとも強化すべきは、サーブ?フォアハンドストローク?バックハンドストローク?それとも、試合経験?」という問題と毎日しっかり向き合わなくてはいけません。
自分自身が、何をいつまでにどれだけやればいいのか。またそれはなぜか。これは一年生のうちから部員みんなが取り組むことができます。
今年の部が一丸となって、個々人の成長を最大化するために「目標は何にすべき?昇格?それとも3位残留?その目標を達成するために、練習はどれだけ必要?どこまで強制する?まずダブルスを強化すべき?それともシングルス?」という問題としっかり向き合わなくてはいけません。
チームとしては、何をいつまでにどうすればいいのか。またそれはなぜか。これは幹部の代になった時に担うことができます。
マネージャーも、チームの目標達成のために、何が足りなくて、自分たちには何ができるのか、それを考えることができます。
企業でも大学の部活でも、前任者がやっていることをするのが仕事ではないのです。活動には目的があり、それを達成するために手段があります。大切なことは目的を達成することであり、手段を守ることではありません。
こういうことを日常的に、真剣に、深く考え、決断し、日々活動し、やり切ることで、成長を実感できるのが体育会の最大のメリットです。
これを一年生の時から理解して実践していれば、就活の際も、ゴールから逆算し、自分がやるべきことを自分で導きだし、実行することができます。
もちろん、自信も持てるようになります。
そしてそれは、採用面接の際の振る舞いや言動ににじみ出ます。それは面接官に一瞬で伝わるものです。
部活が就職に有利に働く理由はこういうことです。
就活を成功させるためにも、今、目の前にある大好きなテニスに、全力で向き合えることを心から祈っています。
たとえ、部活で目標達成という結果が出せなかったとしても、それまでの正しい経験が必ず就活で活かせるから、大丈夫。
それではまた、きっとどこかで。
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コロナ対策に正解はない。今は個々人が自分で考え行動することが求められている。
テレビをつければ新型コロナウィルスの話ばかりですね。
この問題は全国民にとって身近な問題であり、他人事ではいけないのだと思います。
これまでわかってきている情報から、個人がやるべきことは、感染しないように、感染させないように、次の3つを徹底することだと私個人は考えています。
- まめな手洗いやアルコール消毒
- マスクの着用
- イベントなど大人数の集まる人口密度の高いところに行かない
そして、診察基準に値する症状が出たら病院に行く。
私は、それ以外は日々の生活を変える必要がないと考えています。
「いやいや、全国民が外出を自粛すべきだ」
そう言う人も多いと思います。しかし、私はそうは考えていません。
外出自粛を実行することで収入が途絶え、来月の家賃が払えなくなり、生活が難しくなる人がたくさんいます。
それにより、例えば、自殺者の数が増えることは容易に想像できます。精神的に影響が出てうつ病になるといった人も増えるでしょう。
この問題は長期化する可能性も高そうです。そうなると、影響を受けやすい業種で働く収入の低い人から順に犠牲になっていくことは目に見えています。
これは、とても難しい問題です。
「0か100か」では解決は不可能だと思います。
全員が外出しないようになれば解決する問題ではありません。
個人的には、「40代までの若い世代は前述の3つを徹底しながら経済活動を止めない。50代以上の人は国や民間が支援する前提で外出を禁止する」といった対策の方が総合的に見てより健全な社会を保てる可能性が高いのではないかと考えています。
とはいっても、何が正解かは誰にもわかりません。
今、我々が求められていることは、個々人が、この問題に対して深く考え、社会人として責任ある行動をとることなのだろうと思います。
そして、自分と異なる行動をとる他人を批判しないことなのだと思います。それは、個々人でおかれている状況が異なるからです。
それは、もちろん大学の部活においても同じです。
最近、Twitterでいろいろな大学の庭球部の活動を覗いています。
前回の記事「確信した。愛のない大学庭球部は滅びる。いい意味で、みんなバカになれ。」でも少し言及しましたが、今は「新歓」の時期でもあるため、どの大学もSNSを活用して情報発信をしています。
大学体育会庭球部の良さがたくさん伝わってきます。暗いニュースばかりの中、とても心が癒されます。
Twitterには「大学庭球部アカウントまとめリスト」なんかも転がっているのでフォローするとよいと思います。
このリストのタイムラインを眺めていても、たまに目に付くのがコロナ関連の情報です。
例えば、宿泊施設を利用する春合宿は多くの大学でコロナの影響で中止となっています。
それ以外にも、新歓のための各種イベントや対抗戦を中止とせざるを得ないケースもあります。
最悪、大学そのものが閉鎖され、構内のテニスコートで自主練をすることもできなくなるという大学も出てきています。
影響の大きさは大学により大小さまざまですが、やはり重要なことは自分たちはどうするか、いや、自分はどうするかです。
個々人が、考え、工夫し、行動することです。
できなくなった分、どうやって取り戻すか。
チームとして目標を放棄しては、部の存在意義がなくなります。意識の高い一部を除く、その他の交流目的のサークルと同じです。
目標を達成するために必要なアクションを計画、想定していたはずです。それをやり切らなくては目標の達成はありません。
たとえ学校のコートが使えなくても、個々人がトレーニングできる環境も、方法も、探せばいくらでもあります。
ちゃんと探せば壁打ちのできる、ボールを打てる場所もみつかります。
これを機にスクールが主催するワンデートーナメントにエントリーしてみるのもいいでしょう。小さなイベントは開催されているところもあります。
他者に下手に影響されない、個々人の意識と行動が、チームの差を作ります。
もちろん、新型コロナウィルスが拡散しないように責任ある行動をとることは前提です。
何も考えない「右へ倣え」は不幸のはじまり。社会のためにもならない。
私はそんなことを考えながら、今日も大好きなテニスをします。笑顔を忘れないためにも。
それではまた、きっとどこかで。
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確信した。愛のない大学庭球部は滅びる。いい意味で、みんなバカになれ。
今、大学庭球部では新たに入学してくる一年生たちを迎え入れる準備が始まっています。
いわゆる「新歓」の時期です。
今は、TwitterやInstagramで部の魅力を発信するのが当たり前の時代となっています。
強い大学だから安定して新人が入ってくるという大学は上位の一部の大学だけです。
どこの大学も自ら動かないと人は集まりません。
今回は、一年のうちのもっとも重要なイベントのひとつである新歓に励む現役選手たち、また幹部たちと意識を合わせておきたい話です。
一年生の多くは半年以内に辞めていく
「卒論、よかったら読んでください」
実は、今年卒業する庭球部のマネージャーが、そういって私に卒論を渡してくれました。
今回のテーマで記事を書こうと思ったのは、その卒論があったからです。
その卒論のテーマは「どうしたらメンバーはチームのために心をひとつにできるのか」。
それを、大学庭球部を題材に研究するという、とても興味深い内容でした。
そこには、コーチの私には見えてこない部の現実が記されており、とても勉強になりました。
具体的には、「毎年、入部した一年生の多くは半年ほどの間に辞めていく」という問題を解決するために、二年生以上の部員にできることはなんなのか、それを部員個々人へのヒアリングなどをもとに研究しています。
今回は、そこに記されていた内容ではなく、それと共通する、私の考えを書きます。
それは以前から考えていて、それでも想像の域をでることはなかったのですが、この卒論のお陰で確信に変わりました。
これは、チームの運営を任される部の幹部にとっては、とても重要な話です。前述した新歓の基本ともいえます。
もちろん「そんなの当たり前だよ」という学生がほとんどだと思っています。
そんな方も、改めて見つめなおすよい機会になればと思います。
情熱と愛
今から一年以上前、「大学リーグで「昇格」という目標を達成するためにチームになくてはならない5つのこと」という記事を書きました。そこでも書いているのですが、今回はこの5つの内のはじめの2つの話です。
この2つは、テニスに限らず、大学体育会の生命線であり、基礎となります。
この2つがあれば、その後に続く3つは自ずとクリアできるといってもいいかもしれない。
そう考えています。
その2つが、情熱と愛です。
この言葉を選ぶと少し恥ずかしいと感じる人もいるかもしれませんが、私はこの言葉が一番しっくりきています。
チームが持つ情熱と愛の量で結果は7割決まっていると考えてもいい。
だから、技術指導をするコーチの力など、微々たるものなのです(もちろん残りの3割に貢献しなくてはいけません)。
愛とは?
さらに、今回、卒業するマネージャーの卒論をきっかけに確信したことが、ここで言う愛に関する次の結論です。
愛がなければいずれチームは消えてなくなる。
愛は、チームを存続させるためには必要不可欠なものであり、情熱は、昇格するために必要不可欠なもの。そう考えるとわかりやすいかもしれません。
ここでいう愛とは、やさしくするか、厳しくするか、という話ではありません。
オフの時にみんなで遊びに行くか、行かないか、という話でもありません。
部員同士、誰一人として見捨てることなく、100%心を開ける仲間であるということです。
バカな話も、真面目な話も、同じ温度でできるということです。
これにを無条件に、すべての部員に平等に、できるということです。
いや、「できる」ではなく「する」です。
このチームだと「できる / できない」ではなく、自分が「するか / しないか」です。
チームの愛の量は、あなたが、それを「するか / しないか」で決まります。
ひとりひとりの意識がチームをつくります。
自分が率先して、みんなを愛するのです。
そして、もっとも愛の量が多い選手の温度に他のみんなも迷わず合わせていくのです。
それが、チームが一丸となる秘訣です。チームが変わるかは、あなた次第です。
まず、あなたが、バカをしましょう。
仲間たちと肩を組んで笑いましょう。そうすれば、みんなでバカをやれます。
新歓、楽しんで!
テニスは、真剣に。
一生ものの、最高の仲間を増やしていきましょう!
それではまた、きっとどこかで。
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テニスのダブルスはポーチが命。最後の最後は一か八かで思い切るしかない。
テニスのダブルスでポーチが命である理由は、いうまでもないと思います。相手にプレッシャーを与えられず、のびのびとプレーをさせてしまうからです。
相手の気持ちを考えるとわかりやすいです。こちらがポーチをすると相手は打てる範囲がどんどん狭くなる。コートが狭く感じるといってもいいでしょう。
これにより、試合を優位に進めることができるようになります。
今回は、このポーチの考え方についてまとめます。
一般的に、レベルが上がればサインプレーやポイント前の意思疎通は必須となります。それはボールスピードが速いため来てから反応するでは間に合わないことが増えてくるからです。
ただ今回は、話を難しくしたくないので、アイフォーメーションやサインプレーではなく、ペアとの打ち合わせをせず、ベーシックな考え方に基づいてプレーに入るケースを想定します。
目次
ストレートは抜かれてもいいもの
まず、はじめに、重要なマインドセットがあります。それが「ストレートは抜かれてもいいもの」と考えることです。ストレートに抜かれてポイントを落とす回数より、ボレーしてポイントを取れている回数を多くすることを考えるのが前衛の基本的な考え方です。
一番ダメなのは、結果的に触る回数が少なくなることです。
技術的にもっとも重要なことは「動き出しのタイミング」
「抜かれてもいいといわれても、抜かれたくない」と思う人も多いでしょう。そのために必要なことが、瞬発力を高めた上で、動き出しのタイミングを極めることです。
動き出しは、早すぎても、遅すぎてもいけません。このタイミングは相手の技術力によっても変わってきます。相手が格上になればなるほど、動き出しを遅らせる必要があるため、より瞬発力が求められます。
ポーチは、相手の打点よりも前に動き出すものです。あとはどれくらい前に動けるか。それは、その相手と対峙しながら、何度もトライして探るものです。「相手がこうした時に動く」という基準はありません。
ポーチ判断4つの要素
さて、ここからが本題です。前衛がポーチを判断する要素。それは次の4つです。
- 味方のサーブコース
- 相手の打点時のラケット面の向き
- 相手の心理
- 一か八かの勝負
なお、2~4はサービスリターン後の3球目ポーチに限らず、後衛同士のラリー中のポーチ判断もこれをヒントに瞬時に行います。
1. 味方のサーブコース
サービスゲームの基本は、センターに強いサーブからの、逃さずポーチです。ファーストサーブでは、まずはそれを多用します。
つまり、自分が前衛の時、味方のサービスヒット音直後に、相手リターナーがセンターに飛びつく体勢になっていれば、その正面に入るように、自分もセンターに身体を寄せてポーチします。
ワイドサーブの場合は、相手の心理を読めている時か、一か八かの賭けに出る時にポーチするものと考えてください。
2. 相手の打点時のラケット面の向き
サーブやストロークで相手を追い込めていればいるほど、相手の返球コースを絞りやすくなります。そこは逃さずポーチです。
また、コースを絞り込むポイントは、相手の打点時にラケット面の向く方向を予測するということです。
つまり、「相手のこの打点の入り方ならボールはこの範囲に飛んでくる」という分析ができる力を意識的に高めていくのです。
これは、やっていれば誰でもできるようになります。
逆にいうと、仮に体勢が崩せていなくても、面の向く方向が予測できればポーチできます。
ただし、基本的には、相手が余裕をもって打点に入れているときは返球コースを絞ることは不可能となります。
そんな状況にもかかわずポーチを決める選手は次の「相手の心理」や「一か八かの勝負」で出ています。
3. 相手の心理
相手の心理と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、要は、相手リターナーがこの場面でリスクを取るか取らないかを考えるということです。
一般的に、クロスへ返球する方がネットも低く、アウトまでの距離が長いため技術的に容易です。ストレート方向はその逆の上、ボレーヤーがいるのでリスクが高いと考えられています。
わかりやすい例は以下です。
ファイナルセット5-4の40-30、自分たちのサービスゲームでマッチポイントという場面。ポーチに出ますか?
この時、相手の心理を考えます。大学リーグ選手の場合、まず、相手はビビったりしません。開き直ってファイトしてきます。ただし、サーブが入ってそれをしっかりリターンできないと負けます。もっとも簡単なコースに、質の高いボールを打つことを考えます。つまり、クロスに強くしっかり返球してくる確率の方が高いと考えることができます。
だから、そのポーチを狙うことを考え、行くと腹をくくって迷わず行きます。
もちろんこの時、相手はリスクを取ってストレートに打つ可能もあります。また、動き出すタイミングが早くなり過ぎれば、ストレートに射抜かれるかもしれません。しかし、相手がストレートに打った時点で、超難しいことをやらせることに成功したと考えます。この時点で成功です。
その結果、ミスをしてくれれば狙い通りです。もし、ミスせず、ストレートに打ち込まれたら、この極限状態で超難しいストレートを成功させた相手を褒めます。悔やむ必要はありません。すぐに次のポイントをどうやって取るかを考えます。
このように、相手がどこに何を打つかを予測する。それが相手の心理を読むということです。
そして、心理を読みやすい状況にあるか否かは自分の手数で決まります。自分がボレーできていれば読みやすい状況になります。
4. 一か八かの勝負
つまり、時にはストレートパスというリスクを取って、一か八かでポーチを決め、相手を動揺させることで、相手の心理を読みやすい状況に変えていくといった駆け引きが必要となります。
ここが勝負を決めます。
そして最後にとても重要な話をします。
これまで書いてきた1〜4は、上から順に習得しやすいものとなっています。まずは1、次に2を極めていくことになります。
しかし、ここに落とし穴があります。
1と2を極めた段階は、格上の相手に対しては逆に手が出せなくなります。なぜなら、各上の相手は、いとも簡単にこちらの動きの逆を突いてくるようにしか思えないからです。
つまり、3と4こそポーチの本質であり、最後の4「一か八かの勝負」、これが勝敗を分けます。
もう一度いいます。一番ダメなのは、結果的に触る回数が少なくなることです。
最後は、一か八かでもいいから勝負に出るべきです。前衛は、暴れるべきです。
それではまた、きっとどこかで。
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大学のテニス部ってどんな世界?高校との違いやレベル、やり甲斐を解説。
以前「テニスが強い大学はどこ?庭球部ランキング2019関東関西まとめ」と題して、間もなく受験生となる高校生テニス選手のために書きました。
今回は、それと合わせて知っておきたい、「大学のテニス部がどんな世界なのか」についてです。
大学のテニス界について、直接先輩から話を聞きたい!という方は、大学テニス界の頂点、大学王座15連覇中の早稲田大学男子庭球部で2018年度に主将を務めた坂井勇仁選手と出張セミナーを実施していますので、学校の顧問の先生やスクールのコーチに相談して申し込んでもらってください。
では早速、本題に入っていきます。
高校テニス部との最大の違いは「チーム」であること
まず、わかりやすいと思うので高校テニス部との違いから紹介します。
最大の違いは「個」か「チーム」かです。
ジュニア時代と呼ばれる高校までは、個人競技としてテニスに取り組んでいる人がほとんどです。自分が結果を出してナンボの世界。テニス選手の本来の姿に近いかもしれません。
それに対し、大学の体育会庭球部に所属することは、ある意味で団体競技に取り組むことを意味するといっても過言ではありません。部員の最終ゴールは毎年一回9月に開催される団体戦「大学対抗テニスリーグ」で昇格または優勝することです。
もちろん、春と夏に開催される個人戦を目標とすることもできます。それでも、大学の代表として選出されたレギュラー選手たちには、その個人戦をリーグ本番に向けた実践の場のひとつと位置づけている選手が少なくありません。
激闘の「大学対抗テニスリーグ」とは
大学対抗テニスリーグは、プロ野球のセ・リーグやパ・リーグのように考えるとわかりやすいです。プロ野球はセパ2リーグしかありませんが、大学対抗テニスリーグは、北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国四国、九州と8リーグ存在し、それぞれのリーグのトップ校が「全⽇本⼤学対抗テニス王座決定試合」に参戦することができます。
ただ、プロ野球と異なり、大学テニスリーグはチーム数が膨大です。ここでは、もっとも規模の大きい関東大学テニスリーグ男子について簡単に説明します。
関東大学テニスリーグ男子は2019年現在全77校が競い合っています。チーム数が多いため、1部リーグから7部リーグまでで構成され、1部から6部まではそれぞれ6校、7部に残りの41校が属しています。
この詳細をランキング形式にまとめている前回の記事も参考にしてみてください。
大学庭球部のゴール「昇格」とは
2~7部に属する大学庭球部の目標は昇格です。昇格とは、例えば2部に属する大学であれば1部に上がることをいいます。各部上位2校がひとつ上の部の下位2校との入れ替え戦に挑むことができます。1部に属する大学には昇格がないため、リーグ優勝、さらには王座優勝が目標となります。
団体戦の構成人数は?
関東大学テニスリーグで決められているチーム構成は以下の通りです。Sはシングルス、Dはダブルス。1人の選手がSとD両方に出ることができます。
男子:
S1 / S2 / S3 / S4 / S5 / S6 / D1 / D2 / D3
1チーム最低6人
女子:
S1 / S2 / S3 / S4 / S5 / D1 / D2
1チーム最低5人
大学庭球部に入ると皆、レギュラーになるために部内ランキングで上位5位6位以内に入ることを目指します。
では、その戦いがどのようなレベルなのかについて話を移していきましょう。
頂点はプロレベル、下部でも強い選手はたくさんいる
関東大学テニスリーグの1部に属する大学のS1の選手は皆、日本ランキングで50位以内に入るプロ同等のレベルです。
2020年3月4日現在、学生ランキング1位の早稲田大学の島袋将選手は日本ランキング14位。学生2位の中央大学の望月勇希選手は20位です。この2選手は2019年、日本の頂点を競い合う全日本テニス選手権大会でベスト4に残るという快挙を成し遂げています。この年は、ベスト4の内の半分が大学生でした。そして、大学テニスの年々上がっています。
また、3部以上の大学はスポーツ推薦枠があるので実績のある強い選手がゴロゴロいると考えてよいでしょう。
さて、ここからは4部以下に属する大学のレベルに話を移します。ここには、高校で本格的にテニスをしていて実績もあるがスポーツ推薦枠には届かなかった選手、または、あえてスポーツ推薦を選ばなかった選手がいます。
現に、高校で本格的にテニスをしていて、ある程度の実績を持つ新入部員は皆「想像していたよりもレベルが高い」と話します。下部というだけで「たいしたことないだろう。S1になれるだろう」と考えてしまいがちですが、それは違います。
関東大学テニスリーグ男子の場合、最下部の7部でも、6部校との入れ替え戦を狙えるポジションにいる上位2校のS1はかなりレベルが高い選手がいると考えておいて損はありません。自信のある選手も心して臨んだ方が良いでしょう。
最後は、大学庭球部のやり甲斐についてです。
ともにガチで昇格を目指す最高の仲間がいる
大学に進学し、体育会でテニスをしたいと考える人たちは本当のテニス好きです。皆、「ガチテニスが好きだから体育会」「中途半端は嫌だから体育会」なのです。彼らの多くが、自分の人生を自分で決め、自分を信じ、自分の足で前に進む人たちです。
そんな人間が集まり、昇格という同じ目標に向かって心をひとつにします。志の同じ彼らと多くの時間をともにします。そのため、同期はもちろん、先輩も、後輩も、一生ものの、心の通った最高の仲間となります。これは文字通り、死ぬまで付き合う最高の仲間です。
これが、大学庭球部に所属する最大のメリットです。
もちろん、社会に出てからも通用する人間に「成長」できるというメリットもあります。しかし私は、間近で彼らを見ていて、何よりもこの「仲間」こそが、他では得られない最大のメリットであり、彼らとともに目標に向かって心をひとつにできることがやり甲斐と確信しています。
大学庭球部は真剣勝負の世界です。辛い時もあります。苦しい時もあります。それでも、ひとつの目標に向かってともに戦う仲間がいます。それはかけがえのないものとなります。
人生は一度です。花の大学生活を、目いっぱい濃いものにしてください。
それではまた、きっとどこかで。
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プロを観ても技術は真似できない。が、メンタルは丸コピできる。
このブログではわざわざいうまでもないのですが、今回も、試合に勝つ、強い選手になることを目指していることを前提に書きます。
今回はメンタルの話です。是非、以下を試して、メンタルの強い選手を目指してください。
よく「プロのプレーを観ても参考にならない」という声を耳にします。
確かに、プロのプレーは、その鍛え上げたフィジカルとスキルがあるから成せる技であることは事実です。
いわゆるスーパープレーは真似できません。いや、むしろ真似しようとしてはいけません。カラダが壊れます。
しかし、メンタルは丸コピできます。
ここで紹介する取り組みをすれば、メンタルを強化できます。
つまり、プロのプレーを観ないのは、成長機会を逃しているといえます。
では、どうしてメンタルはプロの真似ができるのか、説明します。
メンタルはプロとアマチュアで差がつきにくい
例えば大学リーグを戦う学生選手とプロの選手とでは、戦っているステージの高さは天と地ほど差があるかもしれません。
しかし、実はプロが長年夢見てきたウィンブルドン決勝のマッチポイントで求められるメンタルと、学生選手がみんなで目標にしてきた昇格を決めるマッチポイントで求められるメンタルはそれほど大きく変わりません。
なぜなら、学生の相手はプロではないからです。
アマチュアとアマチュアの差の大きさと、プロとプロの差の大きさを比較した時、そこに大きな違いはありません。
また、技術は、「200km/hのサーブを打てる」といった「結果」で比較されるため、プロとの差が歴然と存在します。
一方、メンタルは、「この場面ではこう考える」といったその人の頭の中にある「思考」なので、プロとの差が存在しません。
そして、きっかけさえあれば、人は思考を変えることができます。自分の思考の癖を理解し、それを変えられるのです。
「プロの真似?いや、無理でしょ」
いつものようにそう反射的に思考してしまっては変われません。それは、思い込みです。
反応の仕方、思考の仕方を変えましょう。メンタルはコントロールできます。
「そうか、やってみよう!」
そう思えれば、今からでも変われます。
もちろん、決勝マッチポイントで求められるメンタルは、決勝マッチピントという場面を何回か経験しないと得られません。
それでも、人間には想像力があります。この想像力を駆使すれば、それに備えてメンタルを今より強いものに変えていくことができます。
では、どのように真似するのかという話に移ります。
プロが考えていることを想像する
メンタルを真似するとは、例えば、「ここでなんでそんなに冷静でいられるんだろう」や「この表情、何を考えているんだろう」とその表情や態度から想像してみるということです。
もちろん、選手本人に聞いてみないことには実際のところはわかりませんが、それでも想像してみます。
「うわぁ〜すげぇ〜。やっぱフェデラーは半端ないなー」
で終わらせないということです。
「なんでこの場面で今のプレーを成し遂げられたんだろう。この表情だもんな。もしかしたら、こう考えたのかもしれない」
そうやって仮説を立てて、自分の試合でもその「新たな物事の捉え方」を試してみてください。
そうすることで少しずつトッププロと同じマインドに近づいていくことができます。
真似すべきはポイント間の立ち振る舞い
一方、こうやって考えることや想像することが苦手な人もいます。そんな人におすすめなのが「とりあえず真似してみる」です。
何を真似するかというと、プレーではなく、ポイント間の立ち振る舞いです。
この立ち振る舞いには、表情や空気作り、キャラ作りも含みます。
ポイント間ということは、ポイントの直後も含みます。自分が凡ミスした直後も含みます。
そしてこれは、長い間トップでい続けている選手の真似をすることをお勧めします。男子であればジョコビッチ選手、ナダル選手、フェデラー選手です。女子であればバーティ選手、ハレプ選手でしょうか。
彼らの立ち振る舞いをじっくり観察し、自分もそれになり切ります。
これをすると、世界のトップ選手が何を考えているかがなんとなくわかってきます。
だまされたと思って続けてみてください。必ずメンタルが強くなります。
それではまた、きっとどこかで。
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テニスが強い大学はどこ?庭球部ランキング2019関東関西まとめ。
この時期、新たに受験生となる高校生テニス選手の皆さんが気になっていることのひとつが「強い大学はどこなのか」だと思います。それを大学選びのひとつの基準にしている人も多いのではないでしょうか。
大学のテニス界がどういうものか知りたい!という方は、大学テニス界の頂点、大学王座15連覇中の 早稲田大学男子庭球部で2018年度に主将を務めた坂井勇仁選手と出張セミナーを実施していますので、学校の顧問の先生やスクールのコーチに相談して申し込んでもらってください。
では本題です。今回は2019年度の大学ランキング最終結果を以下の4つのカテゴリに分けてお伝えします。ご自身が該当するカテゴリをクリックしてご確認ください。
2020年10月22日追記:2020年度は新型コロナウィルスの影響でリーグが中止となりました。そのため、下記のランキングは変わらず、現在も最新の情報です。
目次
関東大学テニスリーグ 男子
1部
2部
3部
4部
5部
6部
7部
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また、大学のテニス部がどんな世界かもっと知りたいという方は、次の記事も参考にしてみてください。
関東大学テニスリーグ 女子
1部
2部
3部
4部
5部
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関西大学対抗テニスリーグ 男子
1部
2部
3部
4部
5部
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関西大学対抗テニスリーグ 女子
1部
2部
3部
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