元某大学テニス部コーチブログ

学生テニスプレーヤーへ

テニスが強い大学はどこ?大学テニス部ランキング2023年最新版

こんにちは。某大学テニス部コーチの宮田です。 久しぶりの投稿となりますが、国内の大学体育会庭球部のランキングは確認しやすい情報がないので、今後も気が向く限り年に1回、リーグの終わるこの時期に更新していこうと思います。 もし間違いがあればコメン…

ブログ移設のお知らせ

このブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。 某大学テニス部コーチとして書いてきたこのブログですが、今後はテニスというテーマに限らず、宮田個人が感じたこと、気づいたこと、あるいは活動内容を、もっと気軽な日記のような感覚で、ブログに残…

ガチでやり切れば胸を張って生きていける。何でもいい。好きなことを選ぼう。

仕事がら、学生と関わることが多くあります。これまで本当にたくさんの学生と出会ってきました。 いろんな学生がいますが、関わってきたすべての学生が、今も、そしてこれからも、胸を張って生きていけることを心から願っています。 大学生活を通して、社会…

スプリットステップが重要といわれる本当の理由。

実はこのブログ、大変ありがたいことに、週1回の定期更新を停止してからもアクセス数が伸び続けていて、今は月に7,000人以上の方に見ていただいています。 今回は久々の更新なのですが、こんなに多くの方に読んでいただけていることが本当に嬉しく、また筆を…

部内戦どうやってる?空きコマで実施しよう。大学生におすすめの部内戦ルール。

今回は、大学体育会庭球部で実施されているであろう部内戦について書きます。 この内容はテニスサークルでも応用できるので是非参考にしてみてください。 今回話すのは次の2つです。 部内戦とは? おすすめの部内戦ルール 前半は「わかっているよ」という方…

試合で緊張しない方法はないが、ほぐす方法はある。誰にでもできるセルフトークとは?

今回もすべてのスポーツに共通する話です。試合の時の緊張にどう対応すればいいか、それを理解するために、次の3つの話をします。 試合の緊張とは?それは受け入れるもの 緊張をほぐす方法は「やること」に集中 意識を集中するための「セルフトーク」 この話…

試合に勝つメンタルとは?どうすれば持てるのか、具体的に説明してみます。

前回「メンタルを強くする方法は、本番で自分と向き合う時間をたくさんつくる以外ない。」と題してメンタルを強化するために必要な考え方について書きました。 今回はその続編です。 重要な大会の試合前、あるいは試合中に、具体的にどうすれば勝つために必…

メンタルを強くする方法は、本番で自分と向き合う時間をたくさん持つ以外ない。その理由。

今回は、メンタルを強くするために理解しておきたいことと、メンタルを強くする方法について書きたいと思います。 具体的には次の2つの話をします。 メンタルに強い弱いはない。もともとみんな弱い。強く見える人は、対処法を知っている人。 その対処法を見…

就活は「自分を知る」と、それ以上に「相手を知る」が重要。知る手段はこれに限る。

前回の記事「大学で部活に入ると就活に有利ですか?はい、有利です。その理由を説明してみる。」に続き、今回も就活の話です。 このタイミングなので、今年、大手や有名企業を狙って就活している学生には少し遅いかもしれませんが、少しでも多くの方の参考に…

大学で部活に入ると就職に有利ですか?はい。その理由を説明する。

某大学テニス部では、コーチである私も選手から要望があれば就職活動の相談にのっています。 「テニスに打ち込む若者の未来が明るいものになるよう支援する」 それが私の生き甲斐なので、テニスに限らず学生から「相談にのってほしい」という連絡をいただく…

コロナ対策に正解はない。今は個々人が自分で考え行動することが求められている。

テレビをつければ新型コロナウィルスの話ばかりですね。 この問題は全国民にとって身近な問題であり、他人事ではいけないのだと思います。 これまでわかってきている情報から、個人がやるべきことは、感染しないように、感染させないように、次の3つを徹底す…

確信した。愛のない大学庭球部は滅びる。いい意味で、みんなバカになれ。

今、大学庭球部では新たに入学してくる一年生たちを迎え入れる準備が始まっています。 いわゆる「新歓」の時期です。 今は、TwitterやInstagramで部の魅力を発信するのが当たり前の時代となっています。 強い大学だから安定して新人が入ってくるという大学は…

テニスのダブルスはポーチが命。最後の最後は一か八かで思い切るしかない。

テニスのダブルスでポーチが命である理由は、いうまでもないと思います。相手にプレッシャーを与えられず、のびのびとプレーをさせてしまうからです。 相手の気持ちを考えるとわかりやすいです。こちらがポーチをすると相手は打てる範囲がどんどん狭くなる。…

大学のテニス部ってどんな世界?高校との違いやレベル、やり甲斐を解説。

今回は、間もなく受験生となる高校生テニス選手のために、「大学のテニス部がどんな世界なのか」についてです。 では早速、本題に入っていきます。 高校テニス部との最大の違いは「チーム」であること まず、わかりやすいと思うので高校テニス部との違いから…

プロを観ても技術は真似できない。が、メンタルは丸コピできる。

このブログではわざわざいうまでもないのですが、今回も、試合に勝つ、強い選手になることを目指していることを前提に書きます。 今回はメンタルの話です。是非、以下を試して、メンタルの強い選手を目指してください。 よく「プロのプレーを観ても参考にな…

テニスが強い大学はどこ?庭球部ランキング2019関東関西まとめ。

この時期、新たに受験生となる高校生テニス選手の皆さんが気になっていることのひとつが「強い大学はどこなのか」だと思います。それを大学選びのひとつの基準にしている人も多いのではないでしょうか。 今回は2019年度の大学ランキング最終結果を以下の4つ…

ラリー展開を、落ち着く・仕掛ける・さらに崩すの3つに分けて考えてみる。

今回はシングルスのラリー展開に関する基本的な考え方についてです。 実際は、サービスゲームとリターンゲームには有利不利の差があります。しかし、この基本的な考え方は両方に共通したベースの考え方になり得ます。 基本的な考え方を理解することの最大の…

調子の波がある選手は人として未熟。その理解が勝率を上げる第一歩。

「昨日できたのに、なぜか今日はできない」 「前回の勝った試合は調子よかったのに、今回は調子悪くて負けた」 今日は調子がいい、悪いと話す選手は少なくありません。 しかし、私にいわせれば、それは人として未熟なだけです。 こんな切り捨てるようないい…

デュースや30-30で得点してもガッツポーズしない。という自分ルール。

今回はこれをおすすめします。 これについて考えさせられたのは、少し前にやっていた全豪オープンのナダル対キリオス戦をネット観戦していたときです。 「もしかしてナダル選手は、デュースとか30-30で得点した時はガッツポーズしないと決めているのかな?」…

ストレートに打つベストなタイミングを理解する。そして身体で覚える。

前回の記事「プロがストレートを狙う割合を知り、考え方がわかればプレーの質は上がる。」では、シングルスにおけるダウンザライン(ストレートショットの中でももっとも難しい、サイドラインに沿うように打つショット)のリスクやプロがそれを打つ頻度とそ…

プロがストレートを狙う割合を知り、考え方がわかればプレーの質は上がる。

大学でシングルスの試合を観ていると「なんで今ストレートに打ったんだろう?」と思わされることがあります。 そう思う理由は、意図が伝わってこなかったからです。 わかりやすくいうと、そこでストレートに打つメリットがなかったということです。 そのスト…

打点のタイミングが合ってない。試合中そう感じたら立ち位置を変えてみる。

テニスは相手によって飛んでくるボールのスピードや球種、軌道が変わります。 特にはじめて対戦する相手との試合序盤は、相手のボールと自分が打ちにいく動作のタイミングが合わずミスが出ます。 はじめての相手ではなくてもその日の自分のコンディションに…

「良きライバル」がいた方が強くなれるのだから、探してみよう。

「試合は練習をたくさんして、自信を持って打てるようになってからするもの」 そう考えている人は少なくありません。 この考え方は、私が「選手」と呼んでいる、試合で勝つことを目的にしているテニスプレーヤーには、次の2つの理由からおすすめしません。 …

現代のダブルスにおけるボレーはパワーストロークに対する慣れが不可欠。

ダブルス強化のためにどんな練習が効果的なのか。今回は具体的な練習メニューと合わせてこれに答えます。 テニスは、ラケットとガットの進化が著しいスポーツです。そのことにより、パワーとコントロールを両立しやすくなってきています。 それは、サーブと…

負け試合って意味ある?勝たなきゃ無意味だよね。そうではない。ただ、挑戦しなきゃ無意味。

試合は、最後の最後まで、投げ出すことなく、挑戦し続けなきゃダメです。 長年スポーツと向き合い、指導者の立場も経験する中で、私はこう考えるようになりました。 なぜなら、試合は、読んで字の如く、相手との試し合いだからです。 何を試すのか。 それは…

試合の基本だからできて当たり前。それが自動化。ゾーンはその先にある。

このブログでもたびたび書いているプレーの自動化ですが、私はこれを理解し、追求することが試合で勝てるようになるための近道であり、入り口だと考えています。 あくまでも入り口で、これができて初めてスタートラインに立つわけですが、これができるかでき…

試合でミスが多いと感じている選手におすすめの戦術を具体的に説明してみる。

以前「相手がいないところに打つのがテニス!ではない。」という記事を書きました。 その記事では、シングルスをする多くのプレーヤーが、すぐにオープンコートに食いついてしまうことについて指摘しました。 少しでもオープンコートができたように見えると…

自分の得意パターンの見いだし方。「パターン」と考えるから難しい。

前回の記事「本番で力を出しきれない理由は、やるべきことの順番を守れていないから。」で、戦術は、実践しながら理解を深め、カラダに覚えさせる必要があると書きました。 今回は、それに関連する、シングルスの戦術の見いだし方について書きたいと思います…

本番で力を出しきれない理由は、やるべきことの順番を守れていないから。

大学庭球部でコーチをしているとさまざまなレベルの選手に出会います。 レギュラー選手の中でも1番手を張れる選手と5番手6番手の選手の実力には割と大きな差が生まれるものです。 部員の中にはその5番手6番手のレギュラーの座を狙う選手もいるのでレベルはさ…

あと1ポイント!という場面について訂正する。大事なのは、意志。

以前「メンタルが弱い選手ほど「あと1ポイント取るだけ」という場面ではじっくりプレーする」という記事を書きました。 これは、メンタルの弱い選手に限らず、すべての選手に共通する話だと私は考えています。 この記事を書いた後に、何人かの選手と会話をし…